二八蕎麦~のど越しが良い
<材料・道具>
そば粉400グラム・繋ぎの小麦粉(強力粉)100グラム・水250CC(グラム)・打ち粉(そば粉など200グラム)
鉢(大き目のボウル)・麺棒(60センチ)・包丁(三徳包丁)・駒板(そばを切るときに使う)延し台(テーブル)・粉取(刷毛とブラシ)・メジャーカップ・秤・ふきん・蕎麦を入れる容器・その他必要と思うもの *駒板は固く厚めの平らなダンボールを25センチに四方に切り2枚重ねて張り合わせ片方に割り箸を2本重ねて付ける事でも代用できます
<打ち方>~そば打ちは粉に水を入れてよく混ぜて練り、手で延し・麺棒で延し・たたんで・包丁で切るです。
①水廻し~鉢に粉を入れそば粉と小麦粉をよく混ぜます 用意した「250CC」の水を3~4回に分けて入れる
1回目は「150cc」 を入れ指に付かないように乾いた粉を水にかぶせるようにかき混ぜる 指に付いた粉はこまめに取って鉢のへ戻す 粒が全体的に均等になったら2回目の水を「50CC」入れる 手につかないように混ぜる 小さな粒ができてきたら成功~うまくゆかなくてもあとで練るので大丈夫です
*ここまでの混ぜる工程で粉や粒を強く握ったり粉をつついたり粉に圧力を加えないこと(粉が自然に水を吸う) 3回目の水入れ残った水の内、粒が乾いているようなら残りの水を半分ほど入れ様子を見てください *加水量はそば粉の水分量や打つ人により変化します
②粒が互いに「べとつき」がでて、くっ付き出したら練に入ります 始めは粒の間にある空気を抜くように両手で鉢の中で上半身の体圧を充分に掛け両手を伸ばしてゆっくりと塊の芯の部分まで意識して練って下さい 塊の下側がしっとりとなめらかになったら、指に付いた乾いた粉を手を洗い落とします 次に粒から生地に変化した塊を軽く練りまわるくまとめて厚さ4センチで15センチ径ほどの鏡餅状態にまとめる
②延し~手で均等に伸す 大きさは25センチ径厚さは1センチほど(写真) 次に麺棒で生地の上を撫でる伸す
円形の生地の真ん中の部分が幅が同じぐらいなので真ん中の8センチほどの部分のみ少しずつ回しながら均等に伸す 目標は45センチ径 厚さは4ミリ程度です
*麺棒の使い方~麺棒の上の部分を猫の手?で転がすことができれば上達が早いです(初めての方は少し難しいか?)
③四つ出し(角だし)~打ち粉を蒔いて、生地を麺棒に巻き付け両手を脇から麺棒の上に乗せ転がします 肩幅~少し寄せる~親指をつける~片手で2回前へ転がす・・を5回ほど繰り返す 180度廻し同じことを繰り返して横に90度開き広げます(写真)生地に再び打ち粉を蒔き、今度は120度(富士山のすそ野のように)延し、180度廻し最後に90度の角度が出るように伸す
④肉分け~麺棒を45度傾けて生地を広げ両側と上下に厚みを確認すると厚いところがあります それぞれの4辺の真ん中部分が厚い!
その厚い生地の部分を上下左右に均等にする(写真)・・・? 難しいと感じますか?(そば打ちは奥が深いのです)頑張りましょう!
500グラムのの場合はこの時50センチ四方ほどです
⑤本延し~生地のすべての厚さを均等にします!
麺棒を上から(垂直加圧)延し上下に生地を延し分けます~背筋を伸ばし延してください!
大きさの目標は幅80センチ・延しの長さは約95センチほどです(慣れるまでは大きさで覚える)500グラムの場合は60センチ四方です